カテゴリー: 生産現場からの情報
春人参の収穫がスタート!
真狩村・ニセコ町・喜茂別町で春人参の収穫が始まりました。収穫は油圧ショベルで地表近くまで除雪し、融雪剤を散布することで畝をほぐし手作業で行います。
春人参は通常、秋に収穫する人参を雪の下で越冬させ、3月下旬から4月にかけて収穫されます。越冬することでアミノ酸の含有量が増加し、甘みやうまみが増す他、β‐カロチンが豊富で濃いオレンジ色をしています。みずみずしく、歯切れのよい食感で、生でも加熱しても非常に食味の良い人参となります。
今年は積雪が多く、収穫の遅れが懸念されておりましたが、平年並みの開始となりました。収穫作業は4月中旬まで行われる予定です。
春人参収穫の様子
春人参
ゆり根の箱詰め作業が行われました!
8月下旬から始まったゆり根の収穫作業が11月中旬で終了し、12月上旬まで生産者による箱詰め作業が行われました。
国産のゆり根は北海道産が99%で、ようてい産のゆり根はそのうちの60%を占めており、ようてい管内はゆり根の大産地となっています。ゆり根は、「鱗茎が重なる」姿が「年を重ねる」ことに通じる縁起物であることから、特別な行事に食べられることが多いとされています。栄養豊富なゆり根は、食物繊維やカリウムを多く含み、たんぱく質はじゃがいもの約2倍です。また、胎児の健全な発育に不可欠な葉酸も豊富で、妊婦さんにもおすすめです。その他にも、漢方として使用されており、肺を潤し粘膜を強くする食材といわれています。
真狩村の漆原了さんは、「今年のゆり根は生育が良く、大玉傾向で収量も良い。コロナ禍で家庭内消費が増えている今だからこそ、色々な人に食べてもらいたい。」と話してくださいました。ゆり根を食べて、元気に新年を迎えましょう!
箱詰め作業の様子
ゆり根を食べて健康に!
馬鈴薯・人参集出荷選別施設が稼働しました!
馬鈴薯集出荷選別施設
7月下旬より令和2年産早出し馬鈴薯の収穫が開始され、8月3日より倶知安地区、8月7日より京極地区の馬鈴薯集出荷選別施設が稼働し、「とうや」の出荷が始まりました。現在受入している馬鈴薯は、玉の肥大も良好であることからL規格中心で推移しており、品質も良好なことから製品率は平年より高い状況です。
今後、「男爵」「キタアカリ」「きたかむい」の収穫も本格化し、全国各市場へおよそ1年を通して出荷する予定です。
馬鈴薯の選果の様子
人参集出荷選別施設
秋人参の選果が7月30日(昨年:8月2日)から、京極地区の人参集出荷選別施設にて開始しました。
本年は例年に無く積雪が少なかったこともあり昨年より4日早い4月14日から播種作業か開始されたものの、その後の春先の断続的な降雨や低温により、生育遅れが心配されましたが、品質は良好となっており昨年よりも製品率は高い状況です。
選果作業はこれから11月上旬までの間実施し、全国各市場へ日量約20,000ケースの人参を出荷する予定です。
人参の選果の様子
大根集出荷選別施設 初稼働
6月29日より、「ようてい大根」の収穫が始まり大根集出荷選別施設が稼働しました。
本年は春先の降雨による播種遅れや低温による発芽遅れがあり、収穫計画6月28日より1日遅い稼働開始となりました。
現在受入している大根については、6月中旬の干ばつにより「くさび」や「ひげ根」が若干見受けられますが、肌もきれいで品質は良好となっており製品率は高い状況です。
これから10月中旬までの間、全国各市場へ日量約20,000ケースの大根を出荷する予定です!
選果の様子
選果の様子
種子馬鈴しょの検査が始まりました!
6月22日、令和2年度種子馬鈴しょ検査が黒松内町・蘭越町を皮切りにスタートしました。
種子馬鈴しょウイルス病等の対象病害の有無など、植物防疫官(員)・地区代表補助員による圃場検査が行われ、7月22日まで3期に分けて実施される予定です。
本年度も徹底した管理のもと、良質な健全種子馬鈴しょの生産を目指して参ります!
ようていの馬鈴しょについて知りたい!
種子馬鈴しょ圃場検査の様子
アスパラの選果が始まりました!
グリーンアスパラの選果が5月8日、ホワイトアスパラの選果が5月9日から開始されました。気温が上がらなかった為アスパラの生育はやや遅れ気味ではありますが、中旬以降は気温が上昇し、日々増量傾向で推移しております。
量販店等へ向けてのギフト販売を中心に、道内及び関東方面へ6月下旬まで出荷される予定で、グリーンアスパラ140t、ホワイトアスパラ16tの取扱いを見込んでおります。
ようていのアスパラガスについて知りたい!
グリーンアスパラの選果の様子
ホワイトアスパラの選果の様子
春人参の収穫・選果が始まりました!
真狩村・ニセコ町・喜茂別町で春人参の収穫が始まりました。また、京極町にあるJAようてい人参集出荷選別施設が3月18日(昨年:3月20日)に稼働し、春人参の初選果がスタートしました。
生産者数は58戸(昨年:54戸)、栽培面積は40ha(昨年:40ha)と去年に比べ生産者数が増加しました。今年は積雪が少なく、腐れやシミ症などが心配されましたが、総体的に肌もきれいでシミ等も少ない状況でした。収穫作業は4月中旬まで行われる予定です。
ようていの人参について知りたい!
3/25 収穫作業の様子(真狩村)
3/18 初選果の様子(京極町)
東部地区てん菜共同育苗組合 作業開始
倶知安町の東部地区てん菜共同育苗組合(組合長:三条聡さん)は3月20日から寒別倉庫てん菜育苗プラントにおいて、令和2年産てん菜の育苗作業が開始されました。令和2年度の作業は3月20日~3月26日の日程で行われ、管内・管外からの受託分を含め約3,700冊の苗を製造・供給する計画です。
作業は組合員の後継者や高校生アルバイトなど、若く活気にあふれた作業員によって順調に進められていました。引き取られた苗が順調に生育し、令和2年産のてん菜も前年に引き続き、高収量・高糖分での収穫が期待されます。。
作業は順調に進められました
JAようていの馬鈴薯で「JGAP団体認証」を取得しました!
JAようていGAP団体認証取得グループが馬鈴薯において、11月29日に「JGAP団体認証」を取得しました。
食用馬鈴薯生産組合の組合員17名のGAP取得希望者により、GAPの実践とGAP団体認証取得に向けた取り組みを実施することを目的とする「JAようていGAP団体認証取得グループ」が平成31年3月に発足され、10月15日~17日の3日間にわたって行われた認証審査を経て、適合性が認められ、この度認証取得を果たしました。
今般の認証取得を受け、適切な農場管理を実践し信頼性の高い農業生産者及び団体として、今後も消費者や市場関係者の皆様に安全で安心な農産物の提供が今以上にできるよう努めて参ります。
※GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理) 農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組み。
※JGAP 食の安全や環境保全に取り組む農場やJAなどの生産者団体にに与えられる認証。
JAようていGAP団体認証取得グループ
土壌断面調査研修会「土づくりプロジェクト」
10月30日、ニセコ地区 JAようてい青年部部長 猪狩部長の圃場にて、北海道くみあい肥料・資材普及推進会土づくり部会の協賛のもと、講師にJA全農 在原克之技術主幹を招き、土壌の断面調査研修会を行いました。
当日は、青年部員や部会員、当JA職員述べ約50名が参加し、畑と水田の圃場を2か所ずつ40㎝程度堀り、断面の土の色や硬さによって根の張りや地力の高さなど調べました。同じ圃場でも土質が大きく違い、農薬などの処置だけでなく物理的に改善する必要があるかなど様々なことを学び、青年部員からはより効率的な堆肥の撒き方や、地層によってどのような処置をすればよいかなど質問が出されました。
圃場の土質を確認